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Channel: いっぽ自然整体院
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治りやすい人

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昨年の12月、椎間板ヘルニアで来院の20代女性。
脚の痺れ、痛みが9月からあり、
鍼をうったり、整形外科でリハビリをしているが改善せず
当院に来院した。

背骨の歪みが結構有り、姿勢もよくない。
背骨の調整や筋肉の調整、
座り方の指導など行い2回目に来た時は
かなり痺れや痛みは改善していた。

年明けて3回目ではもう全く問題がなくなっており
患者さんは「すごいですね。」と驚いていた。

私は
「あなたこそすごいと感じました。
○○さんは力の抜き方が上手で体がとても素直に思います。
それこそすごいことですよ。」と話しました。

力を抜くのは結構難しい。
それが上手にできるのは大したものです。
その仕方をチョット忘れていたか
どうすればこの問題を解決できるか知らなかっただけかと思う。

原因

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心身の不調には必ず原因があります。
何の原因がないのに不調が長期にわたるのは
原因が継続して存在しているからだと思います。

その原因が単なる老化であっても
老化で何が起きているのかを考えることで
問題を改善する可能性を高めることとなると思います。

老化はだれでもある。
しかし、今の不調は単に老化によるものなのか、、、、
例えば血圧が高いのを「老化のせいですね。」と
病院で言われたらその解決方法は若返りであるから
「若返るのは無理。」=「治せない。」となってしまう。

骨粗しょう症もなぜ骨がもろくなるのかという原因を
単に老化で片付けてしまえば対策がなくなる。
食事やサプリメントでカルシウムを多くとるのも
確かに対応策ではあるけど
ならば今までは特にさほど栄養に気をつけずとも
骨を維持してこれたのはなぜだったのか、、、

栄養、ストレス、運動、睡眠、生活習慣
いずれも大切なポイントとなることですが
あまり関心を持たれないけどとても重要なことが
見落とされていると思います。

原因2

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あまり関心を持たれないけどとても重要な原因。
それは自分自身です。

そんなことはない?

特に不調がないときはたいてい体の問題に
無関心になりがちで、いざ不調になってやっと気にかけるのが
多くの場合ではないでしょうか。

どちらかというと人は原因を自分以外に求めたがるのかもしれない。
他人のせい、食べ物のせい、仕事、環境、政治、社会、教育ets、、、、
自分のせいとすることは辛いことですから。

原因が自分自身にあることをわかっていながら
わからないつもりになっている場合もある。
その場合、
原因が自分ということを認めれば自分が傷つくことを恐れ
無意識にわからない状態にしているということです。

原因3

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「病気になったのはあいつのせいだ。」
「怪我したのはあの人のせいだ。」
と考えていると相手に責任をとってもらうまでは
治ることを避けることとなりかねない。

それでも体は勝手に治してくれればいいけど
時にはそんな心が治りを遅らせる。

この場合、自分では治りたいと思っている気持ちと、
治ることを妨げる心とが共にあり、
それでいて治ることを妨げる心は
その姿を表さず隠れていることが多い。

そういう心をもっていることの自覚がないというのは
厄介なことです。
自分で自分を傷つけていることに
気がつかないのですから。
なのに自分は治りたいと本気で思っていると
思い込んでいる。

不調の原因が
夜更かし、食べ過ぎ、栄養のへだたり、姿勢ほか
日頃の生活習慣という自分自身に原因があるとしても、
それが原因だということに気づかないとか、
それが原因ということを認めようとしないとか、
それが原因とわかっていても習慣を変えたくないとか
いずれにせよ治すことを拒んでいることに
変わりはない。

千葉周辺雪事情

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我が家周辺は農村地域。
長靴をはいていくも
膝上まで雪が積もったところもあり
30センチから20センチの積雪。
車は無理。
バスを頼る。
バス停まで雪山を歩く気分でした。

しかし朝8時現在でも東金街道のバスは動いておらず
仕方なく徒歩で千葉市街へ。
電車はニュースで運行状況を伝えているが
バスは情報が出ていない。
歩きながらバス待ちする人に
「始発からバスは通っていないです。」と
伝えながら歩いてきた。


日曜日で車もまばらで幹線道路でさえ
雪が路面をおおっています。
歩道は雪で埋まって歩きにくく
ほとんど車の通らない車道を時々歩くなどしていきました。
市街に近づくにつれ歩道は雪が踏み固められた道ができ
歩きやすくなってます。
それでも滑りやすいので普通の靴では危険です。

千葉銀座通りもチェーンなしでは走行不能。
チェーンを付けていても立ち往生している車もある。

コンビニやスーパーも商品が届かず
パンや惣菜、お弁当は空状態です。

ようやく院につき、
患者さんにそれぞれ連絡を入れ
来院の可否を確認し、
半数は日程変更となりました。

それにより2時以降の予約はなくなりましたので
本日は3時をもって終了予定です。

追記
11時現在京成バスが走るのを見かけた。
京成バスはホームページに路線バス運行状況を掲載していたが
小湊バス、千葉中央バスはホームページに路線バス運行状況の
情報はなかった。

ふきのとうが出ていた

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雪の影響で裏の梅の枝がいくつか折れて、
そのメンテナンスをしようとしたら
足元にフキノトウが出ていた。

梅も花が満開。
朝晩はまだ寒いけど
日中はけっこう暖かくなってきてもうすぐ春だと
感じさせられます。

花粉症モニター募集2014

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恒例の花粉症モニターを募集開始しましたが
本年は当院会員のみに限定しております。

会員は当院をすでに3回以上利用している方を対象にしています。
料金は通常の施術料金の半額で2500円
専用枕をお持ちでない場合は別途、枕を購入いただきます。

詳しくは当院ホームページ
http://www.ippo2.com/1274263850706/

増税対応

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4月から消費税増税ですね。
当院はそれに伴う値上げはしませんが、
経費は増税分負担が増えます。

増税は景気を落とす可能性は高く、
売上を上げるのは難しいこのご時世です。
経費を見直すのが、まずできること。
これ以上経費を増やすわけにはいかない。

そこで無駄な経費はないか見直しをし、
ネットプロバイダーの見直しと、
会費を払っている商店会を辞めて
増税で増える分の経費をカットしました。

それでも生活にかかる税金は増えます。
その分はやはり売上を少しでも上げないと、、。

でも、国はこういった歳出の削減や
増税以外の税収を高める対応はしているのだろうか。
予算は未だに増え続け歳出は
2008年以降上昇を続け昨年は過去最高の額に達しているのに対し
歳入は多少の上下があるも1990年以降横ばい。
GNPも1990年以降ほぼ横ばいです。
国の借金はここ20年で4倍に膨れ約1000兆円。

経営センスのない私よりひどい有様。
そんなひどい経営をしていても
おそらくは私の収入の数倍以上の給料を得ているはず。
まあ、他人のことをやっかむより
自分を磨くことにしましょう。

生涯元気で死ぬまで健康

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当院の理念の一つに

「年齢を重ねても、体が自由に動かせる、

生涯元気にすごせる身体創りをサポートする。」

という項目があります。



日頃の施術からみて、膝の痛み、腰の痛み、肩や首の痛みなど
多くの不調の原因は体の柔軟性の問題があると感じます。

体の硬さが血行を悪くさせ新陳代謝を低下させ、
また疲労もたまりやすくさせており損傷などの回復も
遅らせていると考えています。

高齢になるに従い体の硬さはより顕著になることで年をとると
治りにくい体になるのではないか、、、



では、高齢であっても新陳代謝が活発であれば
健康な体を維持できるのではないだろうか、、、、
また、高齢でも武道の達人とか、職人さんとか
けっこう元気に体が使える方がたくさんいるように
その体の使い方の面など、
高齢でも元気に体が使えるヒントがそこにあるように思います。

体の問題だけでなく、認知症、アルツハイマー病などの病気など
高齢になるに従って心身の不安は増えていく。

そして高齢化社会となった私たちの社会環境は
そんな不安を抱える人が増えることを意味します。

日本の平均寿命
2012年における日本の平均寿命は、男性が79.94歳、女性が86.41歳
1990年で男性75,92歳、女性81,90歳と
22年後の2012年で各4歳以上伸びています。

高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)は
1990年12,1%
2013年は24,1%と4人に1人が65歳以上。
推測では2020年には高齢化率30%といわれる。


医学の進歩による病気の克服や、
健康の維持増進の可能性もあるでしょうが
医学では対応しきれない部分もあります。


病院で改善できなかった不調を、当院では改善、解消したことが
多々ありますがその事例の多くは単純な原因に対応したものばかりです。

つまり、疲労、緊張、体の硬さなどの改善や
体の使い方の指導によるものです。
こういったものは自己管理すべきことだからとか、
当たり前すぎると思われてしまうのか
医学的研究対象になりにくいのかも知れません。

しかし、私は単純なことと思われるこのことが、
とても重要なことのように思います。
生涯元気、死ぬまで健康?な心身を維持すべく
近代医学とは別の視点から研究してゆこうと思います。

ホームページ

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このブログのほか当院の広告媒体となっているのが
ホームページです。

忙しい時はブログも更新できないだけでなく
ホームページもなかなか更新できませんが
ここ2,3日は暇なので
ホームページも手直しをしました。

このホームページも10年以上。
少しずつ手直しやページを追加していたわけですが
ちょっとサイトマップを見るといったい何ページあるんだと
思い数えてみたら

71ページになっていました。
自分で増やしていながら気づかないうちに随分増えたなあと思います。
いっぽ自然整体院ホームページ

3月23日(日)は臨時休院

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法事のため3月23日(日)は臨時休院となります。
なお、3月24日(月)は振替で営業いたします。

まだまだ若いのう、ほっほっほ

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歳をとればとるだけ体の使い方が上手にになるといっても
それは若い時の体の使い方を変え、
新たな体の使い方積み重ねてきた結果です。

練習により、より上手になりそれを繰り返し
長い間に上達させていくから
歳をとればとるだけ上手ということです。


力による体の使い方から、感覚や技による使い方へ変えるのは
理論としては逆の考え方を受け入れなければなりません。

けれども、
理論的には聞くと当たり前のことと感じるのに、
どうしてもそれを認めようとしない心が生じるかも知れません。

これまでの「鍛える」、「筋肉をつける」といった
トレーニングを信じ繰り返してきたのに
それを否定されるのが嫌だという心が生じます。



従来の考え方は若いうちはいいのです。
ところがその考え方を単純に歳をとっても同じだと考えると
「年寄りは若い人にかなわない」というのが現実です。

高齢者競技でいくらいいタイムを出しても
若い人とは比べようもない結果であり
それは同年齢のほかの年寄りと比べていい結果ということです。

それだけ体力を維持できているということで、
それはとてもすごいことではあり、
若い人がそのように体力を維持する目安、励みにもなるかもしれません。

しかし、結果をみれば体力は落ちるということを
改めて見せつけられてもいるわけです。

発想の転換は
>「まだまだ未熟じゃのう。」
「ほっほっほっほ、若い若い。」と
年配者が若い人をたしなめる立場にしようというものです。

相次ぐ整骨院の詐欺事件 大阪 岡山

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治療日数水増し請求 整骨院院長を詐欺容疑で逮捕
2014.2.24 21:37
MNSニュース 

交通事故のけがの治療日数を水増し請求し、
保険会社から治療費をだまし取ったとして、
大阪府警が詐欺容疑で、堺市北区金岡町、
「いわむら針灸整骨院」院長、岩村憲○容疑者(40)らを
逮捕していたことが24日、府警への取材で分かった。
大阪地検堺支部は同日、詐欺罪で起訴した。

府警によると、岩村被告は
自動車修理会社などにチラシを配布し、
「交通事故の負傷者を斡旋(あっせん)してくれれば
治療費の15%を紹介料として渡す」といって売り込んでいた。

岩村被告は「資金繰りに困っていた」と容疑を認めているという。
岩村被告の逮捕容疑は昨年8〜12月、
タクシー運転手の男(38)=同容疑で逮捕=と別の女性に
計41回しか治療していないのに、
計137回治療したとする虚偽の施術費明細書などを損害保険会社に提出。
治療費として約75万円をだまし取ったとしている。

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交通事故偽装で数千万円詐取か
岡山県警など10人逮捕
さんようタウンナビ(2013/9/5 14:00)
岡山県警交通指導課と岡山西署は5日、
交通事故を装い保険金をだまし取ろうとしたとして、
詐欺未遂の疑いで岡山市北区津高、会社員杉本○亮容疑者(28)らの
グループ10人を逮捕した。

同容疑者らは総勢30人程度の仲間で2009年以降、
約10件の事故で保険金約3千万円を得ていたとされ、
いずれも偽装の可能性があるとみて調べる。

10人の逮捕容疑は11年11月18日午後10時半ごろ、
岡山市中区浜の県道で、ワゴン車と乗用車の追突事故を偽装、
保険会社から修理代や治療費を詐取しようとした疑い。
杉本容疑者ら2人は「事故は起こしたが詐欺ではない」と否認し、
残る8人は「杉本容疑者の指示に従った」「金が欲しかった」などと供述している。

同署によると、10人は会社の元同寮や知人。
当時、車2台に分乗するなどした上、
事故後はグループの1人が経営する
整骨院で通院回数を水増しする書類を作成、保険会社に申請した。

09年夏〜12年春、杉本容疑者らによる追突事故が岡山市内で相次ぎ、
不審に思った保険会社が同年3月、同署に相談した。

交通事故偽装で2人最終送検 摘発者は県内最大の39人
山陽新聞(2014/3/6 21:21)
交通事故を偽装した保険金詐欺事件で、
岡山県警交通指導課と岡山西署は6日、
詐欺の疑いで岡山市北区横井上、無職二宮健○容疑者(25)=同罪で公判中=と
同津島東、会社員藤野○容疑者(25)=同罪で起訴=を最終送検し、捜査を終えた。

一連の事件では
14件(未遂含む)を立件、71〜21歳の男女39人を逮捕、書類送検。
被害額は約4400万円に上った。
摘発者数は県内最大という。

最終送検容疑は、2012年4月12日午後9時40分ごろ、
同日吉町の市道で乗用車を故意に追突させる事故を起こし、
保険金72万円を詐取した疑い。

県警によると、主犯格とみられる同津高、同杉本○亮容疑者(28)=同罪などで公判中=を
中心に知人でグループを作り、
09年10月〜12年4月、
主に追突事故で複数の負傷者が出たという手口で犯行を重ねた。

さらに
仲間の柔道整復師が通院日数を水増しした書類を作っては、
保険金をだまし取っていたとされる。
杉本容疑者らによる事故が岡山市で相次ぐことを不審に思った保険会社が
12年3月、同署に相談していた。
県警によると、杉本容疑者は「金の大半をパチスロや飲食代に使った」と供述、
全員が容疑を認めている。


最近は接骨院の健康保険の不正請求のニュースがあまり出てこないが
接骨院の詐欺事件がときどき出てきている。
健康保険の不正請求もいわば詐欺ですが、通常不正請求をしても
保険の取り扱いを一時停止されるだけで詐欺事件とは扱われない。
詐欺事件で摘発されるのは
交通事故で民間の保険会社が騙された場合が大半です。
やっていることは同じ詐欺でも健康保険をだまし取るのは犯罪にならないというのは
へんな話です。

その交通事故の自賠責保険ですが
自賠責における柔道整復施術費の総額は、
2008年度の約452億9000万円から、2012年度には673億3000万円にとなり、
約1.48倍となっています。
事故の発生件数は増加していないにも関わらず、
柔道整復施術申請件数は21万7000件でこれも1.47倍に急増しています。
これら柔整施設における2012年度の平均施術期間は106.1日であり、
医師が行う自賠責診療の68.8日を大幅に上回っているという。

整骨院の自賠責保険扱い急増が不正とは限らないが
以前も健康保険6割が不正請求だったことを考えると
疑いたくもなる。

かかとの痛み

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20代女性。
1週間前から両かかと周辺が痛み歩行がつらい。
セーバー病などスポーツをする子供と違いこの方は
運動はほとんどしない。
日常生活での歩行程度。

足はむくみと張り、冷えがある。
痛みはかかとと足首全体にある。
施術と歩行法のアドバイスを行い初回で6割ほど
痛みは軽減。
2日後は来院時にはさらに改善されており
あと少し痛みという程度になっていた。

原因は疲労の蓄積が大きな要因。
そして関節のずれや、歩き方などが加わっていたと
思われます。
運動をしていなくとも、生きている限り疲れは生じます。
その疲れは体が動くことで流される。
心臓の圧力だけでは不十分です。

話によると1ヶ月前に仕事を辞めており
通勤で歩くこともなくなったのが原因かもと。

運動のしすぎで痛める人もいれば、
しなさ過ぎで痛くするひともいる。

追記、3日後来院時はすでに足、かかとの痛みは無くなっていた。
他に気になることは?と聞くと顔やせしたいというので
顔痩せ施術をその日は行うこととなった。

自賠責、接骨院の請求急増 ずさん審査で不正横行

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自賠責、接骨院の請求急増 ずさん審査で不正横行
朝日新聞デジタル2014年3月22日08時05分

車を持つすべての人が加入する自動車損害賠償責任(自賠責)保険に対し、
接骨院からの保険金請求が急増していることが分かった。
治療費の基準がなく、請求内容の審査もずさんなため、
不正請求が横行。
「生後半年の赤ちゃんが腰痛を訴えた」など、
現実にはありえない診断がまかり通っている。
国土交通省、金融庁など関係省庁は、改善策の検討に乗り出した。

損害保険料率算出機構・自賠責損害調査センターによれば、
2012年までの5年間で、交通事故件数は76万件から66万件に減った(13%減)。
負傷者は94万人から82万人に減少(13%減)。
一方、
12年度までの5年間で、接骨院が自賠責に請求した総施術費は
452億円から673億円と1・5倍に増えている。

接骨院を営む柔道整復師らでつくる公益社団法人・日本柔道整復師会によると、
接骨院による自賠責への請求が増えた一因には、
交通事故患者を抱き込んでの不正・過剰請求がある。
生後6カ月の乳児が「腰部の痛みを訴えた」とし、
「歩行困難になった」と診断した
川崎市の患者が40キロ離れたさいたま市の接骨院に半年間、1日も欠かさず通院した――。
そうした虚偽の疑いのある請求が増え、厳密な審査もないまま保険金が支払われている。

自賠責には健康保険のような治療費の算定基準がなく、
接骨院や医療機関が自由に治療費を決める。
診療日数の水増しのほか、治療費の過剰請求もあるという。

ある柔道整復師は、朝日新聞の取材に対し、
過剰請求を暗に認めつつ、
「通院日数を増やせば患者にも慰謝料が入る。患者も喜んで応じてくれる」と明かす。

一部の接骨院は、事故車両を扱う修理業者に呼びかけ、
交通事故患者を紹介してもらい、紹介料を支払う営業に乗り出している。
「交通事故専門」を売り文句にした接骨院も多い。 

自賠責の保険金が野放図に使われると、車の所有者が負担する保険料の値上げにつながる。
自家用乗用車だと現在、3年で1台あたり3万9120円。
最近では11年度に11・7%、13年度にも13・5%値上がりしている(全車種平均)。

日本損害保険協会が昨年11月、不正請求の検討会を設置。
ここでの議論を踏まえ、国交省などが改善策を検討している。
〈柔道整復師〉厚生労働大臣認可の国家資格。
資格があれば、接骨院を開業できる。
1998年に2万9087人だったが、
2012年には約2倍の5万8573人に増えた。
施術対象は打撲やねんざ、骨折など。
急性などのけがに限り健康保険や自賠責保険が使える。
「整骨院」との名称で開業する例も多い。
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師はそれぞれ別の国家資格。

〈自賠責保険〉 自動車損害賠償保障法に基づき、
すべての車に加入が義務づけられている強制保険。
車の普及に伴って1955年に制度化された。
交通事故被害者の救済が目的で、社会保障制度的な役割をもつ。

補償は人的被害のみ。
1人の傷害に対する支払限度額は120万円で、
これを超える分は任意保険でまかなわれる。
保険料収入と保険金支払額が一致するよう、国が保険料を決める。
現在、自家用車だと、3年で1台あたり3万9120円。
年間の保険料収入は約7千億円(2011年度)にのぼる。

以上

自賠責むさぼる接骨院 121日連続治療・患者紹介に20万円
朝日デジタル2014年3月22日05時00分
自動車やバイクを持つすべての人から強制的に集めた金が、
過剰な治療費としてずさんに使われている。

接骨院が自動車損害賠償責任(自賠責)保険に関わる実態を調べてみると――。

中部地方の接骨院が、ある交通事故患者の治療費を
自賠責に請求した「治療証明書」を入手した。

2011年1月29日から5月29日まで
121日連続で治療したことになっている。
この患者は、土日も黄金週間も欠かさず来院したのか。
休診日はないのか――。

2月下旬に接骨院を訪ねた。
入り口に「交通事故治療ならご相談ください」「自己負担0円」との張り紙があった。
院長の柔道整復師は50代男性だった。

証明書の疑問をぶつけたところ、
「患者が休診日にも来たいと言ったので治療した」と話した。
「4カ月連続で?」と重ねて問うと、
院長は「患者の希望で……」と繰り返し、接骨院の懐事情に話題を移した。


 ■「患者も喜ぶ」

「健康保険だと、患者が1回来院すると治療費は1千円程度。
(自由診療の)自賠責だと約7千円。交通事故患者はありがたい」。
治療費とは別に、患者にも通院1日あたり慰謝料4200円が支払われるため、
「通院日数が増えるほど、患者も喜ぶんです」。

堺市の接骨院は「(交通事故患者)1名様ご紹介で
最大20万円お支払いします」とのチラシを作り、
事故車両を扱う修理業者などに配っていた。
治療費の15%を紹介者に支払うという。
チラシには、紹介者となった板金業者の
「毎月安定して40万円以上になっています!」との体験談も。

この接骨院に電話をしたところ、
院長は「忙しい」と取材を拒んだ。
その約10日後の2月上旬、院長は大阪府警に逮捕された。
交通事故の通院日数を水増しし、保険金をだましとったという詐欺容疑。
患者のタクシー運転手も共犯とされ、同容疑で逮捕された。
この1年で、宮城、茨城、東京などで同様の詐欺容疑で接骨院が摘発されている。
東京の柔道整復師は事故患者だけで月に数百万円を得ていたという。

接骨院が自賠責に群がる背景には柔道整復師の増加がある。
06年に3万8693人だったのが、
12年に5万8573人と1・5倍になっている。
厚生労働省が00年から養成学校設立の規制を緩めたためだ。
厚労省が10年に健康保険の治療費基準を厳しくした影響もあり、
交通事故患者の奪い合いが過熱したとみられる。


 ■損保、限度内なら甘い確認

接骨院の自賠責に対する保険請求の内容を審査しているのは主に損保会社だ。

自賠責保険を請求した人の9割は任意保険にも加入している。
この場合、任意保険を扱う損保会社が、自賠責と一括して事故調査をし、
自賠責と任意保険の合計額を患者側に支払う。
そのうえで、いったん立て替えた自賠責の支払い分を自賠責保険に請求する。

業界関係者によると、損保会社は、患者に支払う保険金が
自賠責の限度額120万円を超えなければ、自社の腹が痛まない。
限度額以下で済む場合、接骨院の休診日や患者への治療確認などをせず、
保険金を支払うことが多いという。

損保会社は調査結果などを
自賠責損害調査センターに送る。
センター関係者は「個々の件を確認する余力はなく、
損保会社の調査を信じるしかない。
支払いを拒否すれば、患者との示談を取り消すなど
大がかりな手続きが発生してしまう」。

一部の損保会社の代理店は、
接骨院と交通事故患者をつなぐコンサルタント業務にも乗り出している。

神戸市の代理店は3年前からコンサルを始めた。
近畿地方の約50の接骨院と契約。
保険会社の査定方法などを接骨院に教える勉強会を毎月開く一方、
車の修理業者に患者紹介を持ちかけ、接骨院とのパイプ役もする。
「月に数百万円稼ぐ接骨院もある」と言う。

保険代理店として利益相反にならないのか尋ねると、
やはりこう答えた。
「(自賠責限度額の)120万円以下で終われば、保険会社はいいわけですよ」

自賠責制度の不備を放置してきた背景には縦割り行政がある。
国土交通省は「保険会社の所管は金融庁。接骨院は厚生労働省だ」、
厚労省は「我々は健康保険だけ」、
金融庁も「自賠責は国交省」と押しつけ合ってきた。
自賠責保険関係者は
「接骨院に払う保険金が増えれば、車の所有者の家計に影響が出る。
国は対策を急ぐべきだ」と話す。
以上


接骨院の健康保険の不正請求の事件が多かったが、
最近は交通事故自賠責保険の整骨院による不正が目に付くようになっている。
事故が減っていても整骨院の自賠責保険請求は急増しているのは
一概に不正によるものとは言えないのですが
これまでにも健康保険の6割が不正請求だったという
会計検査院の調査があったように整骨院への不信感はある。
実際に交通事故の保険詐欺で逮捕者が増えてきてもいる。

自賠責保険の120万内なら保険会社も損がない仕組みだから
記事にあるように整骨院も損保会社、患者側も
自賠責保険をいいようにむさぼっている。
患者側は知らずに利用されている場合がほとんどと思うが
知っていて利益を得るひともいる様子。

自賠責保険はいわば税金なのに、、、、、
いわば税金なのに、国もどう使われていようが、不正があろうが
放置している、、、。「どうせ税金だから?
その金はせっせと国民が真面目に収めてくれるから、、、、、、」
などと言われないよう、しっかりと国は制度を見直せ!


資料

「就業柔道整復師数の年次推移」(単位:人) 各年末現在
      H14年 H16年   H18年  H20年   H22年   H24年
柔道整復師 32,483 35,077  38,693  43,946   50,428  58,573

『柔道整復の施術所数の年次推移』(単位:か所)各年末現在

     H14年  H16年  H18年  H20年  H22年  H24年
施術所数 25,975  27,771 30,787 34,839  37,997  42,431
(※平成22 年は、東日本大震災の影響により、宮城県が含まれていない。)
柔整ホットニュースより

自賠責保険料の推移
自賠責保険料 契約者負担分(2年契約、沖縄・離島を除く)(円)
年度 自家用乗用自動車 軽自動車
平成25年度 27,840  26,370
平成24年度 24,950  21,970
平成23年度 24,950  21,970
平成22年度 22,470  18,980
平成21年度 22,470  18,980
平成20年度 22,470  18,980
平成19年度 30,830  25,000
平成18年度 30,680  24,880
平成17年度 29,780  24,180
平成14年〜16年度
       27,630 22,540
平成13年度 27,600 20,300


契約者負担分とは平成14年度から交付金制度がスタートし、
平成19年度までは全体の保険料から交付金が差し引かれて
おりましたが(平成17年度〜平成19年度にかけては段階的に減額)、
平成20年度から交付金が廃止されましたので、
現在では金融庁 自動車損害賠償責任保険審議会から発表される保険料=契約者負担分です。

また同審議会により毎年1月に翌年度の保険料が見直し検討されますが、
平成平成22、22、24年度は「基準料率の改定は必要ない」と結論付けられた為、
前年度と同額になっております。
CostDownより

厚労省、違法広告に対し指導徹底!2014/01/28
厚生労働省
は平成26年1月21日(火)〜22日(水)の2日間にわたり、
都道府県、指定都市及び中核市を対象に
全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会)を開催した。

この中で医政局医事課より
『あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師の施術所について』と
題した資料が提示され、
【施術所開設届等の際の資格確認】、
【広告の指導】の徹底についての連絡がなされた。

特に【広告の指導】に関しては、
最近、同課に「交通事故治療専門」や「むち打ち専門」といった
広告違反が行なわれているとの情報が多く寄せられているとし、
広告可能事項に該当しない「交通事故」といった文言や
料金に関する記載など、違法広告を掲げる施術所の開設者に対し
指導の徹底を求めた。

野球肩

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20代男性。2,3ヶ月前から腕を挙げると肩が痛む。
草野球をやっており塁間の投球で痛む。
水平から20度くらいあがる程度で痛む状態。

施術後腕は痛みなく垂直に挙がるようになった。
投球時の痛みは確認できなかったが
腕の可動範囲は1回の施術で回復した。

身体全体に疲労と張りがあり力みもあった。
今日は肩中心に施術したが、
脚腰にも問題が多いと感じた。
歪みなどはないのであまり時間はかかることはないが
まだ、痛みがなく真剣に思っていないの様子。

けれども放置して痛むようになってからだと
回復に時間がかかる。
ヘルニア、坐骨神経痛の場合1ヶ月かかることが多いです。
できれば今のうちに問題を解消されることが望ましいのですが、、
脚腰の問題改善にはあまり興味は持っていない様子、、、。

整骨院療養費不正請求 神戸

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整骨院130万円施術水増し、患者の一報であばかれた
…近畿厚生局、神戸の整復師処分
2014.3.26 産経ニュース
 療養費約130万円を不正請求したとして、
近畿厚生局兵庫事務所と県は25日、
神戸市垂水区福田の岡崎秀●柔道整復師(57)に対し、
療養費の一部を自治体などに請求できる受領委任を
同日から5年間中止に相当する決定を行った。
岡崎整復師は昨年8月、受領委任を辞退している。 .

 同事務所によると、岡崎整復師は
平成23年8月から24年3月の間、
実際には行っていない施術を行ったとして、
日数を水増しするなどして、
30人分の療養費126万8602円を不正に請求した。.

 患者からの情報提供を受けて、
同事務所と県が昨年、整骨院の監査を行い、架空請求などを確認した。
岡崎整復師は認めているという。
今後、同事務所などは不正に請求された分の返還を求める。

介護報酬不正数億円 いわき市

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介護報酬を不正請求 いわき・会福祉法人昌平黌

 自治体が支払う介護報酬を不正請求したとして、
いわき市は25日、同市の社会福祉法人昌平黌が運営する
介護老人保健施設・二ツ箭(ふたつや)荘など5事業所に対し、
新規利用者の受け入れを6カ月間停止する行政処分を行ったことを明らかにした。

不正請求の額は市が精査中だが、数千万〜数億円に上る可能性もあるとみている。

 市によると、処分を受けたのは二ツ箭荘と、
同施設が展開する関連事業所で同じ敷地にある指定短期入所療養介護、
指定介護予防短期入所療養介護、指定通所リハビリテーション、
指定介護予防通所リハビリテーションの4事業所。

処分理由は、二ツ箭荘は介護老人保健施設には
「常勤」の管理者兼医師を1人置かなくてはならないのに、
2008(平成20)年10月から市の監査があった今年1月中旬までの間、
常勤の管理者兼医師がいなかった。
さらに、異動や退職などでやむを得ず常勤できない場合は
介護報酬を3割減算しなければならないのに、満額を請求し、受領した。

 常勤は週32時間の勤務が必要だが、
同施設の管理者兼医師は平均で週10時間ほど足りなかった。
施設のタイムカードには常勤で勤務したように、
実際の出退勤時間と異なる時間を打ち不正を隠蔽(いんぺい)したとしている。
 許可、指定の取り消しは知事の権限だが、同市は中核市のため権限が委譲されている。
処分は20日に通知され、新規受け入れ停止期間は4月10日〜10月9日。
処分期間以前の利用者は継続利用ができる。
(2014年3月26日 福島民友ニュース)

健康保険の不正請求、介護報酬の不正請求、生活保護の不正受給
社会保障制度は不正をする輩にいいように食物にされている?

オスグット解消

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新学期までにオスグットを解消したいと
先々週、先週にかけて3人の子が来院。

バスケット、野球、サッカー、とそれぞれ違う競技をしている。
比較的早期で軽度な状態の子ばかりでいずれも5回から8回で
終了となった。

状態によっては10回以上かかる場合もあるので
早期に、軽度のうちに来ていただくのが
当人もわたしにとっても幸いなことです。

考え方によっては長期間通ってもらうことのほうが
当院にとっては収入になるわけでそのほうがいいと
思われるかもしれないが
それよりも、早く良くなってくれた方が嬉しい。

重篤な状態や、体が極端に硬い場合は
根本からしっかり改善してゆかないと
回復の速度は早まらない。
根本とは体の柔軟性だけでなく、精神的なことも
含まれていく。

長期間の不調は心までも硬くなってしまうことが
多いと感じる。

寝返りすると胸が痛い

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20代女性。
以前腰痛で来院していたが
今回は別の問題で来院。

1週間前から寝返りすると右の胸(鎖骨下あたり)が痛いという。
右に寝返りしても、左に寝返りしても痛む。
起き上がるときに痛む。
座って身体をねじると痛む。
「ガンとかじゃないですかあ?」という。
痛む箇所にしこりもないが
それはここでは診断できないし、わからないと説明。
頼りにされるのは嬉しいけど
そこは専門外。
冗談のつもりで患者さんはおっしゃったようですが
いい加減なことは言えない。

しかし、
鎖骨、肋骨、胸骨の調整と,胸の筋肉のゆるめ、
胸椎の調整などを行うと、
何をしても痛みはでなくなった。
以後痛みが出ないなら筋肉的問題と思われる。
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